お金が無いから窓の外を見つめてみた。
月収最低十万は入ってくる社会人のみなさんもしくはその予備軍のみなさんおはようございます。
ひと月どれだけ頑張ったって6万がせいぜいの貧乏女子大生です。
朝の10時から夜の11時まで身を粉にして働いたって手に入るのは7000円くらい。
それで一か月めいっぱいでシフト出してみて良くて6万。
そこから家賃と水道、ガス、電気、果ては後期の学費の継ぎ足しを考えると手元に残るのは2000円くらい。
本当にお金が無い。無いくせに使ってる。
これを世間ではバカといいます。
楽して金は稼げない。もっと時給のいいバイトをすればいいんだろうけれど、そうすればまた1からスキルを身につけなくてはならない。
そんなクソめんどくさいことが出来るはずもない。
一つ一つを食いさしで置いて次から次にいろんなことに手を出す奴は大抵使えない人間だということを世間様は知っています。
4月から貧乏を始めてこのかた、数々のバイトをしてきました。
高級フレンチのホール、結婚式場、品のあるイタリアンレストラン、塾講師。
数々じゃなかったですね。たかだか4つでした。
この4つと学校で私の生活サイクルは成り立っていて、バイトが無い日は無いくらい働いていましたが7月頃ついに真っ赤な血尿が出て病院へ。
原因はストレス。疲労。
結局今やってるのはフレンチのホールのみです。金が無い訳です。
さあそんなこんなでFu*k金が無い私は今朝も窓の外を見ていました。
昨日雨降ったから朝の空気が美味しいわー 冷たい風吹いてるし最高だなオイとか思ってました。
家の前は狭い一方通行の道路で、時間も時間とあって小学生がランドセルしょって通学してました。
あいつらが何年か後に払う年金が私の手元に来るのか来ないのかいや来ないだろうなと思案していた私の眼には、微妙な距離でもって並んで歩いてる男の子と女の子が映ってました。
結構上の階から見下ろしてるので、がきんちょどもは私のことに気づくはずもなく。
そしたらその小学生アベックの後ろから、トラックが来たわけです。狭い道路を押し通る感じで。
背後から迫りくるトラック。
危険がすぐそこに。
それでも気づかぬがきんちょ。
クラクションを鳴らされるかというところであわや後ろを振り返った男の子がトラックに気づき、
「危ない!!!!!」
とどこぞの少女漫画的なノリで女の子を自分のほうに引き寄せたではありませんか。
なぜ女の子が車道側を歩いていたかはさておいて
男の子が女の子を危機から救ったわけです。
すると救われた女の子、頬を赤らめて男の胸から顔を上げるかと思いきや
「何すんねん痛いやろぉぉぉおが!!!!」
と本気でキレた顔つきで男の子の足を踏みつけ颯爽と先に行ってしまわれた。
えええええええええええええええええええええええええええええええ
最近の女性は強い。
強くそう思った朝でした。